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2007年 09月 23日
メローにミステリーが必要だった理由 こんなにメロードラマの定番素材を使いながらもこのドラマが食傷の沼にはまらなかったのは同じ素材でも使い方が違ったからだ. このドラマはこれらの素材たちを通じて砂のような人間関係を問いただす. ドラマが盛りだくさんの隣人たちのサイドストーリーを展開しながら同時にミステリーという新しい要素を取り入れたのはそのためだ. ドラマは人間関係の一端で殺人という極端的状況をさらして, その事件を調査する刑事たちを通じて隣人関係の裏面をのぞき見る. すなわちあなたが知っていると思う人々の秘密を引き出しながら ‘あなたは本当にその人々を知っているか’ という質問を投げかける. だからミステリーを取り入れる時からメロードラマに包装されたこのドラマは緊張感が生ずるしかない. あなたが知っていた人が全然違った人になるとか他の反応を見せる時, ドラマを見る視聴者たちはその裏切りに驚きながらドラマが見せようとする観照的視覚を得るようになる. 問題はメローラインがあまり強調されるようになった時だ. ジュンソクが涙をこぼしながらユニにセカンド提案をした時、視聴者たちの意見がまちまちだったのは, メローと現実の間で視聴者たちがメローにもっと強くひかれたからだ. あなたは完璧な隣人に会ったか ジュンソクとユニのメローラインが良ければそれで満足するに値するはずだが、その部分のみを見るとしたらこのドラマは半分しか見えない. 作家がドラマ打ち上げで明らかにしたように一番重要なキャラクターであるぺク・スチャンがまさに‘完璧な隣人’であるからだ. ジュンソクーユニのメローラインよりもっと重要なのはペク・スチャンという人物が見せてくれる ‘人くささ’だ. 初盤部にはつばめだったが、つばめの長所(相手の心を推し量る)を持つスチャンは後半部で居ながらにして隣人たちの一挙手一投足を理解する完璧な隣人としてうって変わる. 隣人たちの隠された真の優しさまで引き出す彼は見かけだけでだまされる内面を理解できない他の人々と確実に比較される. それはチョン・ユニという女に出会ったためだ. スチャンは一女を得るかないかの愛をクールにあきらめながらもう少し人間的な選択をする. 彼女には友達になり、隣家人々には隣人になるのだ. これは作家が視聴者たちに伝たいメッセージでもある. スチャンのような選択は難しい事だが少なくともそれを視聴者たちが一緒に共感する瞬間, このドラマはメローを越える. 最終回で各キャラクターの見せてくれた所有ではない存在としての愛(スチャンは勿論ジュンソクまで)はその共感を持つに十分だと言える. あなたはこのドラマを通じて完璧な隣人に会ったのか. このドラマは‘完璧な男あるいは女に会い方’ではなく ‘完璧な隣人に会い方’だ. 愛ではない隣人を選択したという点でドラマは男女の間の愛を越してもう少し大きな人間愛を盛りこんだ. すなわちメローと現実を同時に描き出したという意味だ. このメロドラマがソーシャルドラマの香りを漂わせるのはそのためだ. このメロドラマへの実験が成功だったかは疑問だ. しかし成功かどうかはさておき、その試み自体が意味あったということには疑問の余地がない. -------------- この記事を読んで19,20話を見たとき、結果的に会長はジュンソクに良い家族は与えられなかったけれど、ユニという将来の伴侶、そして新しい家族コニを残してくれたのかな、と思いました。「家族」という存在がずっと辛く感じられていたジュンソクに、それは大きな贈り物だったに違いありません。 【記事】
by sihoosaran
| 2007-09-23 12:52
| 【完璧な隣人に出会う方法】
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