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2012年 06月 11日
『王女の男』は朝鮮王朝の歴史に残る大事件「癸酉靖難(ケユジョンナン)」がモチーフ。時の王、端宗のおじである首陽大君が、政敵であり王が信頼するキム・ジョンソを暗殺し、クーデターが起こる。キム・スンユ(パク・シフ)はキム・ジョンソの息子で、スンユは首陽大君の娘であるセリョン(ムン・チェウォン)と互いの親の関係を知らずに恋におちる…という韓国版『ロミオとジュリエット』として、昨年韓国で大人気を博した時代劇ラブストーリーだ。 公開収録には、8000通近くの応募の中から、幸運な100組200名の選ばれたファンが息をのむ中、白のジャケットでさわやかな貴公子を思わせるパク・シフと、ベージュの上品なミニのワンピースで上品なプリンセス感をただよわせたムン・チェウォンが登場。会場は歓声とともにため息がもれた。 日本の印象を問われたパク・シフは、「日本に来るたびにいつも空港でファンの方々が大勢迎えてくださり元気をもらえる。韓国に帰ると日本を思い出して恋しくなる」と語った。そしてムン・チェウォンは「日本には、小学生のころに家族旅行で来た以来だが、親切でいい印象がある。皆さんが(ドラマに)たくさんの期待を寄せてくれているので幸せ」と笑顔をみせた。 親同士が敵でありながらも恋に落ちてしまうという苦しくつらい役どころを演じた二人だが、パク・シフは「この役は、演技をしながら心が痛みとても辛かった。ムン・チェウォンさんとたくさん話し合いながら撮影をした」と振り返った。 エピソードとして「4日間続けて撮影したときは本当に大変だった。寝ながらせりふを言っていたこともあった。でも、酔っている演技のシーンだったので、自然な感じでできたようだ」と会場を笑わせたパク・シフ。一方ムン・チェウォンは、「7~8月の撮影で、馬に乗るシーンを撮影したがとても暑くて汗まみれになってしまったこと」との裏話を明かした。 また、公開収録には映画評論家のLiLiCoも登場。「パク・シフの流し眼がいい」などと『王女の男』を熱く語り、うれしそうながらも圧倒されぎみのパク・シフとムン・チェウォン。「再現」とパク・シフが照れながらもLiLiCoに視線を送ると、会場からは奇声も起こるといった場面も見られた。 公開収録後の会見では、パク・シフは自身の演じたスンユについて「前半は、完ぺきな男で、後半はがらりと変わるという多彩なキャラクター」と説明、「自分は前半のスンユと似ているようだ」と語った。 また、互いの印象をパク・シフは「若いころから知っており、妹のよう。6年ぶりに会ったが、親しくなるまでの時間がいらず、感情移入しやすかった」と明かした。ムン・チェウォンは「気楽に撮影できた」とし、「個人的に、パク・シフさんは時代劇に向いていると思う。息を合わせやすかった。感謝している」とお互いに親しさと信頼感を示した。そして、互いに点数を付けると何点か、との質問に共に「100点!」と語った。 『王女の男』は7月8日よりNHK BSプレミアムで毎週日曜日午後9時から放送スタート。この日収録された『BSコンシェルジュ~韓国ドラマ「王女の男」特集~』は今月22日午後12時20分からNHK総合で、24日午後9時から特番『「王女の男」放送直前スペシャル』がBSプレミアムで放送される。 【記事】
by sihoosaran
| 2012-06-11 10:15
| 【王女(姫)の男】
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