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![]() ![]() 【企画】 キム・ジョンミン 【脚本】 チョ・ジョンジュ、キム・ウク 【ノベライズ】 イ・ヨンヨン 【翻訳】 金重明(キム・チュンミョン) 【発行】 キネマ旬報 【発売】 7月14日予定 ************** 朝鮮王朝版「ロミオとジュリエット」 朝鮮時代最大のロマンスが幕を開ける! 2011年、大ヒットを記録した韓国ドラマ『王女の男』。その日本版小説が早くも登場! 本作品は、15世紀半ばに実際に起きた王位奪取事件「癸酉靖難(ケユジョンナン)」をモチーフに、宿命のライバルである首陽大君(スヤンテグン)と金宗瑞(キム・ジョンソ)の子供たちが、たがいの身分を知らずに愛し合い、やがて宿敵となってしまう悲劇を描いたラブロマンスだ。韓国では誰しもが知る、この血ぬられた歴史事件を、男女愛、親子愛、夫婦愛、師弟愛など、さまざまな愛の結晶に昇華したことが絶賛され、同時間帯の視聴率トップをキープした。 日本版小説は、アジアの歴史に精通した小説家の金重明が、日本の読者向けに歴史背景を加筆。壮大な歴史絵巻でありながら、運命の波濤にあらがう人々の心情を細やかにうつしだした。朝鮮王朝版「ロミオとジュリエット」の誕生である。 【ものがたり】 壮大な史劇と古典的叙事詩の融合! 時は朝鮮王朝第5代・文宗(ムンジョン)の治世。王の弟、首陽大君(スヤンテグン)は、父・世宗(セジョン)の遺言をかえりみず、虎視眈々と玉座を狙っていた。娘のセリョンはそんな父の野望も露知らず、結婚話がもちあがった相手を検分しようと、いとこの敬恵(キョンヘ)王女になりすまして王妃教育の講義に出る。 初めは興味本位だったセリョンだったが、講師としてやってきた美しい優男になぜか胸がときめくのだった。その男は忠臣・金宗瑞(キム・ジョンソ)の息子スンユで、金宗瑞は首陽大君からの懐柔策ともいえる両家の縁談を一蹴する。 一方、実弟の首陽大君を牽制しようともくろむ文宗は、愛娘の敬恵王女の夫にスンユを迎えようと思い立つ。大人たちの思惑をよそに、スンユとセリョンはひっそりと愛を育んでいくが……。 やがて、文宗が崩御し、彼の幼い息子が第6代王・端宗(タンジョン)として即位すると、首陽大君は恐ろしい謀略を実行に移す。王位を守ろうとする者と、王位を奪えなければ葬り去られる者の命をかけた闘いは、スンユとセリョンの恋、スンユとシン・ミョン、チョン・ジョンの友情、 そして、敬恵王女の祈りを飲み込み、人びとを翻弄する……。 【歴史背景】 朝鮮王朝最大のクーデターを新解釈! 癸酉靖難(ケユジョンナン)とは1453年(癸酉年)、李氏朝鮮の第6代国王・端宗の即位1年後に、幼い国王の叔父にあたる首陽大君(のちの第7代王・世祖<セジョ>)が、皇甫仁(ファン・ボイン)、金宗瑞(キム・ジョンソ)ら大臣を殺害して政権を奪取し、自らが王位に就いた事件。 本書は、金宗瑞の息子スンユと首陽大君の娘セリョンとの運命的な愛を描いているが、正史『朝鮮王朝実録』には、この二人の記述はない。ただ、民間のあいだに伝わっている『錦渓筆談』という野史には、首陽大君が甥の端宗を流罪にしようとしたとき、道に反することだと諌めた王女があったと書かれている。激怒した首陽大君は王女を殺そうとし、王女は王妃の計らいでなんとか王宮を抜けだして金宗瑞の孫と夫婦となり南山のふもとでひっそりと暮らしたという。(本作では、金宗瑞の孫ではなく、末の息子に置き換えている)。忠清北道(チュンチョンブクド)の白岳山 (ペガクサン)では2人が隠れ住んでいたという洞窟が言い伝えられている。 本作品は、愛と復讐という誰にでも分かりやすいテーマを追及した歴史小説でありながら、 当事者たちの子世代の物語を通して、「癸酉靖難」前後の歴史的事件が持つ意味を再発見しようという試みでもある。 【HP】 2012年 07月 08日
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