女は自身の命をかけて男を危機から救い出した。 命を持ちこたえた男は予想できないところで女に会った。 男はやはり女に向けられた運命的な結びつきをまた拒否した。
14日放送されたKBS 2TV水木ドラマ‘姫の男’17回分でスンユとセリョンは再び向き合った。 セリョンはスンユに会うために無断に王宮の外に出たのだ。
市場でスンユに会ったセリョンは“(私が)生きていたのか気にならなかったか、話があって訪ねてきた”とスンユに安否を伝えた。 スンユは目の前に近づいたセリョンの存在に対して驚いたが、必死に心を押さえ込んだ。
だが、まもなくスンユの仲間ノコルから“それにしても兄貴が(セリョンのことを)とても心配していた”としながらスンユの真心をセリョンに代わりに伝え、セリョンを自分たちが泊まっている氷玉館に案内した。
氷玉館でセリョンをまた向き合ったスンユは周辺の人々の噂にならないようにセリョンを外に引っ張り出した。 自身を冷たくするというスンユにセリョンは“家族に会いたいなら私と一緒にきて”と催促した。
セリョンと馬にのったスンユは、自分を救うために受けた矢でセリョンが背中に被った傷のため心を痛めていた。 だが、手だけのばせば簡単にとどく彼女の肩をさわれなかった。 自身の真心を決して表わしてはいけないというのがスンユが自分に課した意地だった。
だが、スンユやはり死んだと思っていた兄嫁とめいを見るとすぐに目つきが揺れた。 彼らが無事に生きていることができたのはセリョンの配慮だったとの事実にスンユはセリョンに初めて真心から“ありがとう。 だが、これ以上会わない方がいいだろう”という感情を押さえ込んで伝えた。
一方セリョンは王女の位を受け入れて本格的に宮廷生活を始めて父首陽大君(と対敵関係を成し遂げることができるという意を示唆した。
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